息子が産まれた。ありがとう。
2018年10月某日、息子が産まれた。
娘に続いて、2人目の子供です。
思い返せば、結婚当初は子供に恵まれず、夫婦揃って子供が出来にくい身体だということが分かった時は、今後の人生が真っ暗で、この先どう歩めば良いかという不安で押しつぶされそうでした。
その後、どうしても子供が欲しくて、不妊治療を開始しましたが、なかなか上手くいかず、心が折れそうな日々を過ごしました。
タイミング治療から人工授精、体外受精とステップアップする間、妻は何度か手術も受けました。
そんな妻の姿を見ていたからこそ、初めて妊娠が発覚した時は、心から喜びを感じ、今後の幸せを確信しました。
そして、そんな喜びを一瞬で吹き飛ばしたのが、妻からの流産を知らせるメールでした。
メールが届いた日、流産直後の妻とどう接するかを考えつつ、この辛い試練がいつまで続くんだろうという不安から、不覚にも少しの涙を流した日でした。
それから数年・・・
いろいろあった。
当時の私には、2人の子供に恵まれるなんて、夢にも思っていませんでした。
2人はともに体外受精で妊娠し、切迫流産と切迫早産を乗り越えた、我が家にとっては奇跡の2人です。
ただ、この出産は決して2人だけの力ではなく、妻の頑張りや、医療関係者の助け、そして一足先に天国へ行ったきょうだいの思いも乗り移っていた思います(そう思いたい)。
どうか2人には、今後の人生に思いを連れて、精一杯生きて欲しいと思うのです。
今日は久しぶりのお酒を飲みつつ、少々感傷的な気分に浸った私のポエム的日記です。
ありがとう。
切迫早産で一家離散。入院費用にビクビク!
こんにちは、むすめ飯です。
現在、第二子を妊娠中の妻ですが・・・
またしても、切迫早産になりました。
第一子を妊娠している時も切迫早産を経験していたため、今回も覚悟はしていましたが、まさか入院するとまでは思っていませんでした。
この結果・・・
- 妻→入院
- 娘→妻の実家
- 私→自宅
という一家離散状態です。
娘はまだ一歳半のため、元気に過ごしているか心配なところですが、どうやら元気にやっているようです。
親としては嬉しい反面、既に親離れを始めているのではと寂しい気持ちにもなりそうです。
先日も、妻のお見舞いに義母と行ったようですが、どこか遠慮気味で、妻に甘えたりはしなかったようです。
また、帰り際には泣くこともなく・・・
ばぁーい。
と元気に言いながら、スタスタと帰っていったようです。
娘ながらに妻の状態を察しているのかもしれません。
はまたま、本当に親離れをしてしまったのかもしれません(笑)
そんなたくましい娘とは反対に、一人頭を抱えているのが・・・
家計を司る私!
入院費用が幾らになるか、今からビクビクしています。
高額療養費制度と医療保険(妻の場合は、10,000円/日の支給)等の兼ね合いで、タイミングよく退院できれば、実質的な負担はほとんど無さそうですが、こればかりは運に任せるしかありません。
また、現在は個室が空いているため、差額ベッド代無しで個室に入れてもらえています。
ただ、個室が埋まった場合、個室希望者に部屋を譲り、大部屋に移動しなければなりません。
もし、個室を希望して入れてもらう場合は、10,000円/日も差額ベッド代が必要になります。
そう考えると、無料で個室に入れてもらえている我が家はかなり幸運です。
何も知らず、隣室の患者さんは差額ベッド代を支払ってるかもしれませんから(笑)
そんな訳で、入院費用に頭を抱える私ですが・・・
まずは体調を整えてもらうことが一番です!
妻にはゆっくり休んでもらいたいと思います。
入院費用については、確定次第整理したいと思います。
以上、切迫早産で一家離散。入院費用にビクビクでした。
特定不妊治療助成金75,000円が振り込まれました!
こんにちは、むすめ飯です。
以前、特定不妊治療助成金を申請したという記事を書きました。
それから3ヶ月。
今か今かと待ちわびていましたが・・・
やっと振り込まれました!!!
本日は、特定不妊治療助成金が振り込まれるまでの道のりをご紹介したいと思います。
特定不妊治療助成金とは
特定不妊治療助成金とは、体外受精や顕微授精を対象に治療費の一部が助成される制度です。
助成費は以下に示す通りですが、今回の申請は1.の凍結胚移植に該当するため、7.5万円の助成を得るために申請しました。
- 特定不妊治療に要した費用に対して、1回の治療につき15万円(凍結胚移植(採卵を伴わないもの)等については7.5万円)まで助成する。通算助成回数は、初めて助成を受けた際の治療期間の初日における妻の年齢が40歳未満であるときは6回(40歳以上であるときは通算3回)まで。ただし、平成25年度以前から本事業による特定不妊治療の助成を受けている夫婦で、平成27年度までに通算5年間助成を受けている場合には助成しない。
- 1.のうち初回の治療に限り30万円まで助成。(凍結胚移植(採卵を伴わないもの)等は除く)
- 特定不妊治療のうち精子を精巣又は精巣上体から採取するための手術を行った場合は、1.及び2.のほか、1回の治療につき15万円まで助成。(凍結杯移植(採卵を伴わないもの)は除く)
助成金が振り込まれるまで
特定不妊治療費助成事業申請
申請日:4月上旬
申請にあたっては、申請書や受診等証明書、所得を証明する書類などが必要となります。
詳しくは、各自治体のHPに掲載されているため、その内容に従って申請することになります。
特定不妊治療費助成事業承認決定通知書
通知日:H30.6上旬
我が家の場合、申請から2ヵ月程度で承認決定通知書が届きました。
申請時に担当者の方がおっしゃていましたが、申請者が多く混雑している場合などは、承認までの期間が多少延びるようです。
助成金振込
振込日:H30.6中旬
承認決定通知書が届いてから、2週間程度で助成金が振込まれました。
私が住んでいる自治体では、申請から振込までに3ヵ月程かかるようです。
ちなみに、我が家の場合は2ヵ月半でした。
使い道
今回振込まれた助成金については、生まれてくる子供の出産準備として使おうと考えています。
具体的にはベビーチェアやチャイルドシートが候補です。
いずれにせよ、皆様から頂いた助成金は生まれてくる子供のために大切に使いたいと思います。
おわりに
今回は、特定不妊治療費助成制度への申請から振込までの内容について、ご紹介しました。
助成金の申請を考えている方の参考になれば幸いです。
以上、特定不妊治療助成金が振り込まれた話でした。
失業手当の受給期間を延長【申請方法・注意点】
先日、妻が育児・出産に専念するために仕事を退職しました。
その際、気になるのが失業給付(失業手当)は受給できるのかという問題。
本日は、我が家が行った受給期間延長申請について紹介したいと思います。
受給期間延長申請とは
通常、退職の翌日から1年以内(受給期間)に給付される失業手当ですが、その対象は働く意思・働く能力がある人です。
失業手当の目的が、「失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職していただくために支給されるもの」ですので、当然と言えば当然です。
このため、働く意思があったとしても、育児や妊娠中の場合は働く能力がないとみなされ、失業手当は受給できません。
このため、育児や出産が一段落した時には、受給期間が終わってしまい、失業手当が貰えないという事態に陥ってしまいます。
この問題を解決するための仕組みが、受給期間延長申請です。
最長で3年間受給期間を延長することが出来るため、育児が一段落し働けるようになってから失業手当を受給することが出来ます。
人によって貰える額は異なりますが、数十万円程度は貰えるため、該当する方は忘れずに受給期間の延長申請を行っておく事をお勧めします。
申請方法や注意点
今回申請するにあたって、具体的な申請方法をネットで見つけることが出来ませんでした(私の検索能力が無いだけかもしれませんが・・・)。
そこで、簡単ではありますが、以下に申請方法や注意点について整理してみました。
※最寄りのハローワークによって、申請方法等は異なるかもしれませんので、事前に電話で確認することをお勧めします。
申請方法
申請方法は以下の通りです。
・必要書類を揃えてハローワークで申請手続き
・本人が申請手続き出来ない場合は、代理人または郵送も可能
※代理人の場合は委任状(書式不問)と身分証明が必要
私の場合、妻が切迫流産中でしたので、代理で申請しにハローワークへ行ってきました。
ただ、委任状を忘れる痛恨のミスを犯してしまったため、後日郵送での申請に切り替えました。
申請に必要なもの
申請に必要なものは以下の通りです。
①離職票ー2の原本
②受給期間延長申請書
③延長理由が分かるもの
・出産予定の場合:母子手帳
※郵送申請の場合は、申請者氏名が記載された母子手帳の表紙のコピー
・出産後の場合:母子手等など、出産日が確認できるもの
※郵送申請の場合は、母子手帳の出産証明書欄のコピー
・疾病・負傷の場合:疾病名・働けなかった期間等記載された医療機関の証明書など
・親族の介護の場合:本人が介護する必要があると判断できる確認資料
・配偶者の海外赴任に同行する場合:辞令など、配偶者の海外赴任が分かるもの、本人のパスポートの顔写真部分と出国日が分かる部分のコピーなど
・その他の理由:ハローワークで確認
ここで注意してほしいのが、②受給期間延長申請書です。
申請書はネットからダウンロードできません(おそらく)。
ハローワークで貰うか郵送で取り寄せる必要があります。
もちろん、ハローワークへ行って申請する場合は、その場で記入すれば問題ありません。
申請期間
申請期間は以下の通りです。
・退職の翌日より30日経過後、早期に申請することを原則とする。
※従前は、申請の翌日より30日経過後、さらにその翌日から1ヶ月以内とされていましたが、平成29年4月から変更されています。
詳しくは、以下のHPをご覧ください。
平成29年4月1日から、雇用保険の基本手当について受給期間延長の申請期限を変更します
おわりに
本日は、失業手当の受給期間延長について紹介しました。
少し手間ではありますが、後々数十万円程度の失業手当が給付されます。
せっかく貰える権利があるのに手放すのは非常に勿体ないです。
該当する方は忘れず申請する事をお勧めします。
以上、失業手当の受給期間を延長した話でした。
妊娠=出産ではない!切迫流産を乗り越えたと思ったらまたまた出血。
こんにちは、むすめ飯です。
先日、朝起きると妻が「出血している」と・・・
切迫流産の危機を乗り越え、安定期まであと1ヶ月。
何とか安定期まで突入してくれと思っていた矢先の出血でした。
娘の面倒を見てもらうため、急いで義母を呼び、その間に私は一通りの家事だけをこなして仕事へ。
こんな時に仕事へ行かなければならない無力さを感じつつ、とにかく無事を祈ることしか出来ませんでした。
義母が到着後は、妻一人で産婦人科へ・・・
結果的にお腹の赤ちゃんは無事でした。
ただ、子宮に血が溜まっているようで、当分は横になっておくように指導されました。
来週は様子見も兼ねて2回ほど通院する予定です。
妊娠=出産ではない
我が家は子供が出来にくいため、これまで不妊治療(体外受精)に取り組んできました。
そして、何度か妊娠することも出来ました。
ただ、妊娠は決してゴールではありません。
我が家の妊娠歴は以下の通りです。
- 1度目の妊娠は流産
- 2度目の妊娠は切迫流産・切迫早産の末、無事出産
- 3度目の妊娠は切迫流産、そして現在安静中
これまでの経験からも、妊娠=出産ではないという事が明らかだと思います。
正直今回の出血騒ぎを乗り越えたとしても、次は切迫早産になるんだろうと覚悟はしています。
だからこそ、出産までは心の底から喜ばないようにしています。
初めて妊娠し、その後流産した時の辛い経験があるから。
我が家の知り合いに、5回以上妊娠しているものの、全て流産・死産を経験している方がいます。
いわゆる不育症というものです。
現在もその夫婦は休憩を挟みつつ治療を続けています。
妊娠して何事もなく出産出来る夫婦がいる一方で、何度妊娠しても出産することが出来ない夫婦もいます。
決して、妊娠=出産ではないからです。
おわりに
今回も絶対に乗り越えてみせる!
そんな覚悟で妻を支えたいと思います。
以上、妊娠=出産ではないでした。
※切迫流産等に関する記事はこちら
www.musumemeshi.com
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私が不妊治療を続けられた理由!桜の下でちょっとした夢を叶える
こんにちは、むすめ飯です。
先日、娘とお花見に行ってきました。
桜の下で飲むビールは格別で、何とも言えない気分に癒されました。
そして、同時に娘が生まれて本当に良かったとしみじみ感じました。
不妊治療してまで子供が欲しかった理由
不妊治療を行う理由は人それぞれだと思います。
私の場合、子供とキャンプやBBQ、ピクニックをする事が、ちょっとした夢でした。
人によっては大した事ではありませんが、私にとっては何としても叶えたい夢だったという事です。
辛い時期もありましたが、不妊治療を続けてこれたのは、そんな些細な夢を叶えるという目標があったからです。
だからこそ、娘とお花見に来れた事は、私にとっては高校球児が甲子園の舞台に立ったかのような嬉しさだった訳です。
それは、お腹を痛めて産んでくれた妻には申し訳ないですが、出産の時以上に嬉しく、ちょっとだけ涙が出そうにもなりました。
ちなみに、もう一点叶えたい夢があります。
それは、大学生になった娘と仕事終わりに待ち合わせし、一緒に居酒屋へ行く事です。
とんだ妄想野郎だと思われるかもしれませんが、私にとっては大真面目な夢です。
娘と楽しいアフターファイブが過ごせるまで、何が何でも理想のパパでいたいと思っています。
以上、ちょっとした夢を叶えた話でした。
特定不妊治療助成金を申請!皆様の税金から7万5千円を頂戴させて頂きます
こんにちは、むすめ飯です。
先日の離職票発行してくれない事件により、無駄に数万円の治療費がかかり、意気消沈気味です。
ただ、先日特定不妊治療助成金を申請してきたため、7万5千円の治療費が助成される予定です。
まさに、捨てる神あれば拾う神あり。
申請書類に不備が無ければ、3〜4ヶ月後に銀行口座へ振り込まれるとのことです。
特定不妊治療助成金とは
そもそも特定不妊治療助成金とは、体外受精や顕微授精を対象に治療費の一部が助成される制度です。
助成費は以下に示す通りです。
今回の我が家の治療は、(1)の凍結胚移植に該当するため、7.5万円の助成を得る予定です。
(1)特定不妊治療に要した費用に対して、1回の治療につき15万円(凍結胚移植(採卵を伴わないもの)等については7.5万円)まで助成する。通算助成回数は、初めて助成を受けた際の治療期間の初日における妻の年齢が40歳未満であるときは6回(40歳以上であるときは通算3回)まで。ただし、平成25年度以前から本事業による特定不妊治療の助成を受けている夫婦で、平成27年度までに通算5年間助成を受けている場合には助成しない。
(2)(1)のうち初回の治療に限り30万円まで助成。(凍結胚移植(採卵を伴わないもの)等は除く)
(3)特定不妊治療のうち精子を精巣又は精巣上体から採取するための手術を行った場合は、(1)及び(2)のほか、1回の治療につき15万円まで助成。(凍結杯移植(採卵を伴わないもの)は除く)
我が家の助成金履歴
今回の申請は我が家にとって3回目になります。
これまでの助成金に関する履歴は以下の通りです。
初回:30万円
2回目:7.5万円(凍結胚移植)
3回目:7.5万円(凍結胚移植)※今回申請
今回の申請を含めて、合計で45万円が助成されることになります。
高額な治療費に苦しむ我が家にとっては、大変有り難い制度です。
おわりに
最後になりましたが、皆様の税金有り難く頂戴させて頂きます。
そして、将来産まれてくる子供には、しっかりと皆様に還元出来るように育てるつもりです。
頂いた助成金以上に社会に貢献する。
そんな大人になってほしいと思っています。
以上、特定不妊治療助成金に関する記事でした。
※今回の治療費を整理した記事はこちら