むすめ飯のお金日記

我が家の子育てや不妊治療、資産運用などの記録

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【不妊治療のリアル】理想の旦那が抱える2つの重圧と葛藤!

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最近、不妊治療界隈で話題のドラマ「隣の家族は青く見える - フジテレビ」。

夫婦役の深田恭子と松山ケンイチが不妊治療に取り組む姿が描かれています。

その中で時折登場するシーンが、不妊治療で落ち込む妻を支える松山ケンイチの姿です。

SNSには、そんな松山ケンイチの姿に「こんな旦那さんが良い!」「理想の旦那だ!」という声があふれているようです。

ただ、不妊治療に取り組む旦那には、決して表に出してはいけない醜い感情があることも事実です。

本日は、不妊治療に取り組む上で、理想の旦那が抱える2つの重圧と葛藤を紹介したいと思います。

 

旦那が抱える2つの重圧

辛さを見せてはならないという重圧

不妊治療に取り組む上では、幾度と襲う辛い経験に耐える必要があります。

子供ができない辛さはもちろん、お金の問題、時には周囲からの心無い言動にも耐えなければなりません。

それは、女性だけの問題ではなく、当然男性側も同じように経験する問題です。

ただ、そんな辛さを妻に見せることは旦那として極力避けなければならないという重圧が旦那にはあります。

簡単に辛い気持ちを表に出せれば、幾分気持ちも和らぐとは思います。

ただ、不妊治療においてストレスは大敵です。

妻に旦那の辛さを見せることで、不妊治療に悪影響が出る可能性があるのではと、旦那は考えてしまうのです。

妻を支えなければならないという重圧

そして、そんな辛さに耐えるだけではなく、妻を支えなければならないという重圧ものしかかってきます。

「妻を支える」それは口では簡単に言えますが、実際に実行することは、かなり大変です。

不妊治療では、女性同様に男性も日に日に疲れていきます。

昼は仕事、夜は妻を支え、そして多くの辛い経験を妻には見せずに自分の中で処理していく。

辛さをみせずに妻を支えるということ、理想の旦那でいるということは並大抵のパワーが必要なのです。

 

重圧の中で生まれる葛藤と感情

2つの重圧に耐え、理想の旦那を演じていたとしても、ひっそりと内に秘めた醜い感情が表に出てきそうになることがあります。

例えば、「妻が友人とちょっと高めのランチに行った」「酔っぱらって帰ってきた」こんな出来事は決して珍しくなく、普通に流れてしまいそうなことです。

ただ、不妊治療で精神的に弱っていると…

(高額な治療費で苦しんでいるのに、無駄遣いしやがって!)

(体調を整えなければならないのに、なぜ酔っぱらうまで飲むんだ!)

こんな醜い感情が芽生えてくるのです。

そして、理想の旦那であるために、こんな馬鹿馬鹿しい感情は押し殺し、妻を支えるのです。 

自分の辛い気持ちはみせず、辛い妻を支えなければならないという葛藤。

そんな葛藤の中で生まれる醜い感情も押し殺し、今日も理想の旦那を演じているのです

 

おわりに

今回は、不妊治療で旦那が抱える重圧と葛藤について取り上げてみました。

不妊治療には、女性目線だけでなく、男性目線でのリアルな実態が存在します。

そこまでして理想の旦那を演じなくてもよいのではと思う方もいるかもしれませんが…

それでも演じるのが男という生き物なのです